「最高品質のものをお客様にお届けしたい」 本店営業部 本田さやの 2009年入社 海外戦略部 部長 漆山 雅也 1992年入社

「一期一会」のご縁を感じる喜びこそが、ジュエリー販売の醍醐味

漆山 私は入社後8年間銀座本店で営業の修業を積んだ後、ミキモト香港へ異動となり、6年半ほど管理・マーケティングの仕事に携わりました。その後、日本での勤務を経て、2010年から5年に渡りロンドン支店長を務めました。現在は帰国し、海外戦略部に所属しています。

本田 私は、入社後まず新宿伊勢丹の店舗に配属され、その後銀座本店へ異動。2014年から一年間、海外トレーニー制度でニューヨークのミキモトアメリカに行かせていただきました。現在は本店で接客を行っています。

漆山 本店での接客といえば、新人時代を思い出します。入社から3か月余り研修を受けてようやく本店のフロアに立つことができたのですが、初めてお買い上げいただいたお客様のことは今でも忘れられません。その方に後日御礼のお手紙を出したところ、新作発表会にもお越しくださり、また別の商品をお求めいただけた時は本当に嬉しかったですね。お客様との「一期一会」のご縁を感じられる喜びこそが、接客の醍醐味だと思います。

本田 本当にそうですよね。私も高額なジュエリーを取り扱う仕事をさせていただく以上、きれいな姿勢やおもてなし作法にとりわけ気を配っています。新人の頃は厳しく鍛えられましたが、先輩方の美しい所作をお手本に、ミキモトの名に恥じない振る舞いができるよう努力を重ねました。自ら学ぶ姿勢が、今の基礎につながっていると感じます。

海外勤務から学んだ仕事の進め方。世界を知れば、日本が見えてくる

本田 漆山さんは海外支店で12年ほどを過ごされたわけですが、最初から海外志向がおありだったのですか? 元々私は海外の異文化に興味があり、学生時代から海外でのビジネスチャンスがある仕事を志望していました。ミキモトに入社したのも、グローバルな事業展開が魅力的だったことが大きな理由の一つです。

漆山 その点は私も同じで、将来は海外で活躍したいと職種を絞って就職活動を進めていました。当初は商社が第一志望だったのですが、友人に誘われてミキモトのセミナーに参加し、社風の良さと、真珠を通して夢と感動を与えるという仕事内容に惹かれました。そして何より、ミキモトは当時から海外進出に力を入れており、ひょっとして商社より確実に海外に行けるんじゃないかと期待があったのも事実です(笑)。実際、希望通り香港やロンドンで貴重な経験を積ませてもらいましたし、自分の判断は正しかったと思います。

本田 確かに手を挙げれば海外で働くチャンスは数多く巡ってくる会社ですよね。ニューヨークでの一年間は短かったですが、とても実り多いものでした。特に日本とアメリカの仕事の進め方の違いは勉強になりました。日本ではお互いに誤解がないように慎重に進めますが、ニューヨークではとにかくスピードが求められ、会議などで黙っていると「君の意見は無いのか」「もっとアイデアを出して」と突き上げられました(笑)。失敗を恐れずに提案をし、どんどん進める。スピーディーな決断とそれを確実に実行することが重要でした。

漆山 私も最初の赴任地の香港では、アジア特有のエネルギッシュさに圧倒される毎日でした。海外では、個々人が与えられた仕事に対してのみ責任を持ち結果を出すことに注力するので、成果が表れるのは確かに早い。反面日本ではチームワークを大切にし、時間をかけてきめ細かく結論を出しますよね。どちらが良い悪いということではなく、手法の違いということだと思います。

ミキモトブランドに対する信頼感は絶対。社員が誇りを持てる会社

本田 そう考えると、真珠を始めとする宝飾品を「美しい」と思う感覚だけは、日本も海外も同じですね。ミキモトは養殖真珠のオリジネーターであるという認識は万国共通で、海外でもミキモトブランドに対する信頼感は絶対です。以前中東に出張に行ったとき、アラブの王族の方々が「真珠といえばミキモト」と代々ご愛用くださっているのを知り、とても誇らしい気持ちになりました。創業者である御木本幸吉の時代から変わらぬ「最高品質のものをお客様にお届けしたい」というDNAが、現代も生き続けている証ですね。

漆山 先代たちが築きあげてきた品質と信頼感を崩さぬよう、今度は我々が受け継いで、さらにクオリティを高めていく役目を担っているんですね。そして、そんな我々社員を、真珠と同じように大切に育ててくれる。ミキモトはそういう会社なんです。だからこそ社員は会社に誇りを持ち、お客様に感動を与える仕事ができているのだと思います。

本田 ミキモトを目指す学生の皆さんには、コミュニケーション力を身につけてほしいと思います。お客様がミキモトに寄せてくださる信頼を裏切らず、プラスアルファのご満足を提供する接客ができること。特に、外国語でお客様と接する場面で、一番必要になるのが言葉を超えたコミュニケーション力ですから。

漆山 そうですね。内にこもらず、外に開けた考え方というのは絶対に必要ですね。海外で自分の力を試したい方にもぜひチャレンジしていただきたい。ミキモトで何がしたいのかビジョンを明確にし、チャレンジ精神を持ち続けることが大切です。

About海外トレーニー制度

自己推薦制で香港やニューヨークの各支店で一年間働くことができる制度。店頭での接客業務やオフィスでの勤務を通じて様々な経験を積むことができる。

「ニューヨークでの一年間は、同僚にも恵まれてとても楽しく刺激的でした。休日はミュージカルや美術館へよく行きましたが、美術館の多さと充実度には驚きました。このときに磨かれた感性が、帰国後の仕事にも役立っていると感じます。」

Profile

本田 さやの

経済学部 経済学科卒
2009年入社

商事統轄部→本店営業部→ミキモトアメリカ トレーニー→本店営業部

Profile

漆山 雅也

法学部 法律学科卒
1992年入社

本店営業部→MPJ(ミキモト香港)→営業企画部担当課長→海外部課長→ロンドン支店→海外戦略部担当部長

ミキモトで働くということ