「伝統」と「革新」、そして「社会的な責任」
創業以来、素材やモノづくりにおける厳格なまでのクオリティコントロールやお客様お一人おひとりに対するおもてなしの心と真摯な姿勢を大切にし、日本国内のみならず全世界で絶対的な信頼を得てきました。
継承すべき「伝統」を見極め引き継いでいく、
その一方で、生活スタイルや消費文化の変化をしっかりと捉え、ブランドの新たな価値を創造することが重要になっています。
近年のミキモトは時代感をとらえ、ジェンダーレスなジュエリーをいち早く提案し、世界中から多くの反響をいただきました。
また、フランスオートクチュール・プレタポルテ連合協会会員企業としてファッションコンシャスなハイジュエリーの制作や黒蝶真珠にフォーカスした「PASSIONOIR」コレクションなど新たなジュエリーの提案を積極的に行っています。
このような新しい動きを積極的にSNSでアピールし、多くのフォロワーを獲得し続けています。
そして、ジュエリー以外にも新たな価値を表現する商品として、フレグランスの発売、ラグジュアリーギフト商品やスカーフなどの提案も行っており、ミキモトのブランド観を表現する商品として大変好評を得ています。
同時に、ミキモトは長年、自然との共生および環境保護のため、チャリティージュエリーの取り組みや真珠研究所での様々な研究や活動を行ってまいりました。自然と共に生きる企業として、これからも積極的に社会貢献活動に取り組むこと、それがミキモトの使命であると考えています。
社員一人ひとりが支えるMIKIMOTO
ミキモトでは全ての部署の社員が自分の仕事に自信と誇りを持ちながら働いています。
営業部門、商品関連部門、マーケティング部門、コーポレート部門の全ての仕事の先には、商品を手にして喜ばれるお客様の笑顔があることを常に忘れない「おもてなしの心」と、そのために社内全体でチームワークを大切にする姿勢が浸透しているという大きな力があります。
真珠一粒一粒の連なりが一連のネックレスとなってお客様を輝かせるように、社員の一人ひとりが妥協のない仕事をすることが、お客様の笑顔につながっているのです。
ここからまた100年、200年とブランドがさらに発展していくために、「MIKIMOTO」ブランドへのお客様の信頼をさらに強固なものとして引き継いでいけるよう、同じ想いを共にしながら新しい挑戦をも臆せず臨んでいただける方に、ぜひ仲間になっていただきたいと考えています。ミキモトの世界観を共有できる皆さんとの出会いを心よりお待ちしています。
代表取締役社長
中西伸一