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Profile

K.F

2020年入社

マネジメント創造学部卒

本店営業第一部

*インタビュー内「Fさん」表記

Profile

M.Y

2022年入社

文学部卒

本店営業第一部

*インタビュー内「Yさん」表記

Profile

D.A

2023年入社

文学部卒

本店営業第一部

*インタビュー内「Aさん」表記

やりがいや手応えを感じる瞬間

Aさん ミキモトの商品は日本のお客様はもちろん海外のお客様からも評価が高く、様々な国の方々と関わることができることがやりがいのひとつだなと感じています。お客様が何を欲しているのか、どんなシーンでご着用になるのか想像しながらご案内することができ、その中で自分を訪ねて再度来店してくださったときは更にやりがいを感じています。先輩方にお聞きしたいのですが、自分のモチベーションが下がった時はどのように乗り越えてますか。

Yさん 私はモチベーションが下がってしまったときは、まずは一度立ち止まって、自分がどうなりたいのかをもう一度見つめ直すようにしています。いわゆる“原点回帰”ですね。なぜこの仕事を選んだのか、どんな自分になりたいと思っていたのか、その原点を思い出すことで、少しずつ気持ちを立て直していきます。そして改めて、そこから目標を設定し直して、今の自分にできることを一つずつ積み重ねていくようにしています。

Fさん 私はあまりモチベーションが大きく下がるタイプではないかもしれません。落ち込むことがあっても、「まあいいか」と思って一晩寝てしまえば、翌日には自然と切り替えられていることが多いです。そうやって気持ちをリセットできるのが、自分の強みのひとつかなと思います。また仕事のリズムを保つために、休みの日に楽しみを作って「それを楽しむために今は頑張ろう」というような、自分なりのモチベーションの上げ方も意識しています。

Aさん なるほど、参考になります。自分に合ったリセット方法を見つけることが大事なのですね。

Fさん あとは、僕はやはりお客様との関係で感情を動かされることが多くて。自分のお客様の顔を思い浮かべながらそれぞれのお客様に合うお品物を考えて準備して、実際に提案してご購入いただいたときは凄くやりがいを感じますし、お客様が自分に会うためだけにお店に立ち寄ってくれた時などは何より嬉しい瞬間です。
接客って不思議で、何か仕事で落ち込むことがあっても、そのあとすぐに「あなたに案内してもらえてよかった、ありがとう」と言ってくださるお客様に出会ったりします。本当にこの仕事の面白いところだなと思うんですが、そうした瞬間に触れるたび心が救われて、「また明日も頑張ろう」と素直に思える。

Yさん 本当にその通りだと思います。自分の仕事がちゃんと誰かの役に立っていると実感できて、何よりの励みになりますよね。落ち込んだ気持ちが一瞬で前向きになるのも、接客の力だなと改めて感じました。

Fさん 入社前は、お客様とのやりとりにここまで心を動かされるとは思っていませんでしたが、今ではそれがこの仕事の何よりの魅力だと感じています。
Yさんは入社前に思い描いていた事と、実際に働いてみて感じたことに違いはありますか?

Yさん 私の入社時期は、ちょうどコロナ明けでお客様も戻ってきたタイミングでした。そのため思っていたよりもずっと忙しかったです。接客中は落ち着いてお客様と向き合う時間が多いのですが、それ以外の時間は思っていた以上に忙しく、さまざまな業務をこなしています。
このギャップに最初は少し驚きましたが、その分業務を通じて主体的に動く力や、幅広い視点をもって仕事に取り組む姿勢が自然と身についたと感じています。

Aさん 確かに、接客以外の業務は外から見ているだけではなかなか想像できない部分ですよね。
実際に働いて初めて、その裏側にどれだけの準備や工夫があるのかに気づかされます。そういった部分も含めてお客様に最高の体験を届けるための大切な仕事なんだと感じました。

チームワークが生み出す、働きやすい環境

Aさん 入社後のギャップとは少し違いますが、ミキモトのチームワークの良さもすごいなと思っています。商品や備品の準備を、皆さんすごく自然に手伝ってくださいますよね。接客中に「こんな商品があればいいな」って思ったタイミングで、別のスタッフの方がちょうどその商品を持ってきてくださったりして。
みんなでお客様をお迎えするっていう意識がしっかりあって、それをすごく感じています。若手の僕に対してもベテランの方が率先して動いてくださったりして、本当に助けられています。お客様へのおもてなしに対して、年齢関係なく助け合い、チーム全体で向き合っている感覚があって、それが自然と団結にも繋がっているのだなって思いました。

Fさん 本当にそうですね。僕ももう6年目になりますけど、上の方にも後輩にも、日々助けられていると感じます。たとえばお客様が大人数でご来店されて、何人かに分かれて商品をご覧になられるとき、一人じゃ目が届かない場面もあるんですよね。そういう時に、先輩がサッともう一方のお客様についてくださって、お話ししてくださる。それだけで「退屈させない」というおもてなしになります。そういう気づきで自然に動けるチームって本当にすごいと思います。

Yさん 本当に店頭現場はチームプレーがすごく大事ですよね。
コンシェルジュとして受付でご案内をしていても、ご予約のないお客様もいれば、いつも担当がついているお客様もいるなど、いろんなパターンがあるので。担当のお客様をすぐに思い出せる時ばかりじゃないですし、そういう時には、さりげなく伺う人、調べる人、担当者に連絡する人、という風に連携して対応します。スムーズに対応できた時はとても嬉しいですね。
お二人は、チームワークを良くするために普段意識していることってありますか?

Fさん 僕は、後輩と接するときに、あまり“先輩っぽく”ならないように気をつけているかもしれないです。他のフロアの人とも、上下関係を意識せずフランクに話すことで後輩たちも気兼ねなく話してくれるようになるんですよ。そういった関係性があると、部署やフロアの垣根を越えて自然と連携がとれるようになるし、それが結果的にチームの生産性やモチベーションアップにも繋がると思います。

Aさん 確かに、新人のときにFさんのいるフロアで接客していた時、すごく心強かった記憶があります。僕は、いつも笑顔でいることと礼儀を大切にすることですね。本店には多くの社員がいるので、すれ違う方にはきちんと挨拶したり、軽くでも会話したりするようにしています。
僕のいるネックレスフロアは、接客がそこで完結することがあまりなくて、たとえばピアスをお探しのお客様がいらっしゃると、他のフロアへご案内することが多いです。だからこそ、普段から良好な関係を築いておくことで連携しやすくなりお客様にとっても気持ちのいい対応に繋がるんじゃないかと思います。

Yさん なるほど、最初に言っていたチームワークの良さは、Aさん自身も意識して行動しているからこそ実現しているのですね。私は今のコンシェルジュ担当に異動したときに、上司の方が「ここは家族だからね」って言ってくださって、それがすごく印象的でした。
良いことも悪いことも、ちゃんと共有していて、良いことはちゃんと褒めてくださるし、改善点があれば「次はこうしてみよう」ってみんなで話し合える。そういう雰囲気なので、私自身も「これはみんなと共有しよう」と自然に思えるようになりました。いいことも、ちょっとしたミスも、自分の中だけで済ませずにみんなと共有するようにしています。

仕事もプライベートもともに輝く毎日へ

Fさん 皆さんお休みの日はどんな風に過ごしていますか?

Aさん お休みの日は家でのんびり過ごしたり、料理が好きなので色んな料理に挑戦しています。あとは友人と外出や、会社の同期や先輩と食事に行くこともあります。僕は映画をよく見るのですが、その時は会社の福利厚生の制度を利用してお得に鑑賞しています。

Yさん 私は習い事に行ったり、連休を利用して旅行にも行きます。以前、Aさんと同じように福利厚生を利用して会社の先輩・後輩とアフタヌーンティーに行きました。同僚との交流だけでなく、一流のサービスを経験して普段の仕事にも活かせる良い機会になりました。オンオフ切り替えてはいますが、オフでの経験が仕事にも活かせています。

Fさん お客様とのお話しは色々な話題があると盛り上がりますから、オフでの体験が活かせたりしますよね。
僕は毎月、近場でも旅行に行くことを目標にしているので、家族と休みが合えば旅行に、友達や会社の先輩後輩とはBBQをしたりスノーボードに出かけています。福利厚生はまだ利用していないのですが、皆の話を聞いて使おうと思いました。他に何か利用したい制度とかはありますか?

Aさん 僕はまだトライしていないのですが、資格取得支援の制度があるので積極的に利用したいと思っています。今後は接客に活かせる知識をもっと増やしていきたいですね。

Yさん 良いですね。たくさん資格制度があるので、ぜひ頑張ってほしいです。私は先日、ジュエリーコーディネーターの資格を取りました。カラーストーンを扱う機会があるので、石の特徴や意味をお客様にしっかり説明できるようになって、現場でとても役立っています。
資格の勉強を通して自分自身の理解も深まりましたし、これからも制度をうまく活用しながら成長し続けたいと思います。

Aさん そうなんですね! 現場で活かせる知識を身につけられるのは、とても励みになります。僕もまずはどんな資格があるのかしっかり調べて、自分に合ったものにチャレンジしてみます。

Yさん それから、産休育休から復職されて第一線で活躍している先輩方が多くいらっしゃいますよね。将来的には私もそうした制度を活用して、ライフステージが変わっても働き続けられたらいいなと思っています。身近にロールモデルがいるのは心強いですし、自分の将来の選択肢として前向きに考えられるのが嬉しいですね。

Fさん 僕も同じ気持ちです。最近は会社でも男性社員が育休を取得するケースが増えてきていますよね。働きながら家庭とバランスをとることの大切さが認識されてきていると感じますし、僕自身も将来、必要なタイミングがきた際には積極的に取得したいと思います。こうした制度がしっかり整っていて、実際に利用している先輩方がいるというのは安心感にもつながりますね。

Aさん お二人のお話を聞いて、制度を実際に活用し、活躍されている先輩方の存在は本当に心強いと感じました。安心して働き続けられる環境があるからこそ、目の前の仕事にもより前向きに取り組めるのだと思います。僕も将来の選択肢をしっかり考えながら、今できることを着実に積み重ねていきたいです。