入社の決め手は独自の文化や美意識
学生時代から漠然と美しいものに興味があり、なかでもジュエリーには憧れを抱いていました。そして、日本の文化や芸術に携わる仕事に就きたいという思いもありました。セミナーなどを通じて、ミキモトはジュエリーにとどまらず、真珠養殖の成功から始まる長い歴史の中で築いてきた独自の文化や美意識をグローバルに発信しているということを知り、魅力を感じて志望するようになりました。
入社して約3年間、銀座4丁目本店で販売担当者として勤務し、その後広報宣伝課に異動しました。現在の広報宣伝部での仕事の中では、ミキモトは養殖真珠のオリジネーターであり、日本の近代宝飾史の扉を開いてきた企業でもあることから、商品だけではなく、その歴史や文化を伝えていくことも重要な役割と考えています。
入社以来感じるコミュニケーションの重要性
入社後配属になった本店の営業部門では主にブライダルフロアとハイジュエリーフロアの販売を経験し、ミキモトの歴史や商品知識と共に、お客様のミキモトへの信頼にお応えするためのコミュニケーションの大切さや、社内各部署との連携の重要性など、様々なことを学びました。お客様にミキモトのジュエリーを安心してお楽しみいただくために、まずはブランドや商品についての様々な知識や情報を正確にお伝えできるよう努力しました。現在は広報宣伝課で、雑誌や新聞・テレビなどの取材・貸出対応や、新作商品のPR、SNSを含むオウンドメディアの運用、ミキモトホールで開催する企画展の運営などを中心とした業務を行っています。
時代の変化に柔軟に対応しながら効果的なPR施策を考案するため、社内での情報収集や、様々なメディアの方との積極的なコミュニケーションを心掛けています。ブランドの魅力や商品情報を正しくお伝えし、会社や商品を信頼していただけるよう努めることは重要な業務となりますので、販売を通して培った経験は大きな糧になっています。
誠実さこそがミキモトのDNA
長い歴史の中で変わらず受け継がれているのは、「誠実さと揺るぎない品質の高さ」だと思います。
ミキモトは生産から販売までの一貫体制をとっていますが、広報として各部門と関わるようになり、それぞれの部門が常に最高のクオリティを追求しながら誠実に業務に向き合っていることを再認識しています。商品関連部門においては、厳格なまでのクオリティーコントロールを実施し、店頭・営業部門においては常にお客様に対して真摯な姿勢でおもてなしをすること。このような社内の業務全てが130年の歴史をつくり、お客様から信頼していただく基礎をつくっているのだと感じています。この歴史を継承していくと同時に、時代の流れを常に察知しながら新しい挑戦を続け、世界中の方々にミキモトの多様な魅力を発信し続けられるように尽力していきたいと考えています。
Profile
毛利 まな
2016年入社 文学部 人文社会学科卒
広報宣伝部